2023年12月21日、在パキスタン中国大使館主催、パキスタン華人華僑連合会共催のイベント「領事保護進僑社」で予防的領事保護の周知活動が展開されました。このイベントは、在パキスタンの中国国民、法人および非法人組織に対する領事保護とサポートに関する知識、パキスタンでの学習、仕事、生活に必要な安全、法律常識を強化することを目的としています。

在パキスタン中国大使館の李岳参事官、蔡達夫領事、パキスタン華僑華人協会の喇傑廉会長、陳文標常務理事、王国忠安全理事、パキスタン留学生代表など100名近くが交流に参加しました。当事務所の唐雲霞弁護士（泰和泰法律事務所パキスタン駐在チーム責任者）が法律研修の講師として招かれました。

イベントの中で、唐雲霞弁護士は中国側投資家の視点から、パキスタンの取引習慣と司法実務を結びつけ、外国投資の参入、商事取引、人事・雇用、人身傷害の予防、財産侵害の保護などの面から、よく見られる中国国民の法律問題を紹介し、最後に、領事保護の対象となる事件と結びつけて、唐雲霞弁護士はパキスタンの民事・刑事事件の司法実務を総合的に紹介し、中国企業と個人が自身の正当な権利が侵害された場合にどのように自らを守るかについて、採ることができる法律救済措置について検討しました。

唐雲霞弁護士のチームはパキスタンの首都イスラマバードに駐在し、現在まで2年近くになります。唐弁護士はパキスタン駐在期間、中国の投資家/株主にパキスタンでの会社設立/支社/オフィス設立などの商事サービスを提供しています。また、中国のクライアント、特に中央企業および地方国有企業の海外での子会社/支社設立、株式譲渡、日常的な経営活動、雇用コンプライアンスおよび潜在的な紛争の管理などの事項をサポートし、状況に適したコンサルティングサービスを多く提供しています。

泰和泰国際業務部のサポートの下、泰和泰パキスタン駐在チームはパキスタン現地の法律・基準、中国・パキスタン両国の司法実務、中国・パキスタンの各政府職能部門、税務コンプライアンスなどそれぞれの角度から、特に中央企業および地方国有企業のクライアントに対して、コンプライアンス、ワンストップ型の総合法務サービスの提供が可能です。